【RL360】海外積立投資の手数料は本当に高いのか? 手数料やボーナスの仕組みをきちんと理解しましょう!
「海外積立投資は手数料が高すぎる!」というワードをネットでよく見かけますが
きちんと仕組みを理解していますか?
前回のブログでRegular Saving Plan (RSP)のプラン詳細を説明しましたが、今回は初期口座手数料を掘り下げていきたいと思います。
3つの手数料とは?
①初期口座費(Establishment Charge):初期口座資産評価額の0.5%
②管理費(Administration Charge:資産評価額に対して0.125%/月
③サービス費(Servicing Charge):毎月7ドル
②と③は説明不要だと思うのですが、①の初期口座費の仕組みが少し複雑なので説明しますね。
初期口座費を正しく理解しましょう!
分かりやすいイメージは⬇︎になります。
【初期期間口座】
初期期間(18〜24ヶ月間)の積立額➡︎初期期間口座へ
【スタンダード口座】
初期期間後の積立額➡︎スタンダード口座へ
初期期間費用は、この初期期間口座の資産評価額に対して0.5%/月となります。
そして②管理費は初期期間中は、初期期間口座から自動的に引かれるのですが
⬇︎
初期期間終了後は、「初期口座」と「スタンダード口座」から均等に引かれます。
3つのボーナスとは?
①初日ボーナ(Starter Bonus)
②毎月ボーナ(Regular Payment Allocation Rates)
③満期日ボーナス(Regular Payment Allocation Rates)
*前回のブログをご参照ください*
結局どれくらい手数料がかかるの?
減額、積立停止をしなかった場合にはなりますが、経過年数と伴にプラン全体にかかる総手数料(①②③)が下がってきます。
初期期間後の減額や積立停止は、あくまでもプランの柔軟性になります。積立金額を怠ることなく、満期まで拠出出来るような金額設定にする事をお勧めします。
英国IFA独立系ファイナンシャルアドバイザーからアドバイス
⚠️IFA紹介業者、海外投資セミナー、IFAに、こんな事言われてませんか?
⬇︎
「初期期間に高い積立金設定にして初日ボーナスをもらって、初期期間終わったらミニマムまで減額しましょう。」
確かに間違いではないのですが初期期間後に減額したところで、初期口座費は初期期間資産評価額の0.5%/月となります。
上⬆︎のトータル費用・イラストレーションにもあるように、積立金額を怠る事なく積立運用することにより、手数料を低く抑えるメリットがあるんです。
長期運用において人生起こり得るであろう出来事(結婚、お子様の学資、老後の備え等)に対して、あくまでもプラン柔軟性として「減額、積立一時停止」が提供されています。
海外積立運用を検討している方は、是非参考にしてください。
ご不明な点がありましたら、英国IFA独立系ファイナンシャルアドバイザーの私にご相談ください。