本気で海外資産運用

IFA独立系ファイナンシャルアドバイザー

【2019年12月最新版】RL 360積立型運用プランのメリット、デメリットは? 英国IFAが海外積立投資の不安やお悩みにお答えします!

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以前はQuantum(クアンタム)が積立型プラン名でしたが、現在新規受付は不可となっています。

 

クアンタム改め、Regular Saving Plan(レギュラーセービングプラン)として生まれ変わりました!

大きな相違点はなく、パンフレットがよりお客様に分かりやすい内容となっています。

 

☝️ネットに間違った解釈の情報が見受けられますので、英国IFA独立系ファイナンシャルアドバイザーが詳しく解説していきます。

 

積立型運用プラン

RL360保険会社による320++(2019年12月現在391ファンド)のグローバルファンドにアクセスし、ご自身のリスク度合い、及び将来の備えにあった運用ポートフォリを作ることが出来ます。

 

積立NISAや確定拠出年金同様に、積立運用の王道ともいえる『長期、積立、分散』が鍵となります!!

 

運用年数、積立額設、人気プラン通貨

人気通貨:ドル、ポンド 

ミニマム年数:10年

ミニマム額(月):280ドル

追加一括投資額:7,000ドル以上 

議論になっている事項を説明します!

ネットでもここの間違った解釈、及び議論になっているようですね💦

正確な情報発信しますので、詳しく説明していきましょう!

絶対覚えておきたい「初期期間とは?」

英語では「Establishment Period」と言います。

お客様が選んだ運用年数によって、18〜24ヶ月間となります。

 

例えば、20年プラン➡︎20ヶ月間。25年プラン➡︎24ヶ月間。

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初期期間中は、初期設定した積立額を怠ることなく積立る必要があります。

また、満期日まで初期期間の累計積立額は保有している必要あり!

⚠️積立一時停止、減額、お金の取り出しは不可となるので、気をつけましょう!⚠️

プロのIFA独立系ファイナンシャルアドバイザーであれば、お客様に無理のない積立額を必ずご提案するはずです!

 

初期期間後のメリットとは?

①減額(ミニマム280ドル)可能。

 

積立一時停止(Payment Holiday)は、最大2年間とします。

 

■初期口座期間終了後、プラン最低額を維持することを条件に申請可能

 

■その後も継続して積立停止する際は、Paid Up Systemに移行しますが、継続運用可能です。

 

■Payment Holidayを申請する際は、「申請する期間、また運用は継続されるので手数用が発生する事を理解しています」という趣旨のレターを保険会社にアップデートします。 私はテンプレートレターをお客様にメールでお送りし、必要事項記載&パスポートサイン後に返信して頂いています。

 

③お金の一部取り出し可能

RL360のホームページから申請書をダウンロードして保険会社に直接連絡することも可能ですし、お勧めはIFAに連絡して必要書類を送ってもらいましょう。

 

■契約者様名義の口座であれば、世界中どこでも受け取り可能。

保有ファンドを均等に売却、もしくは特定ファンドの1部を売却するのかは、金額に応じてお客様が選択出来ます。

手数料は、Swift Code(銀行送金手数料)のみお客様負担

  

手数料を相殺する役割のボーナスとは?

①初日ボーナス(Starter Bonus)

初期期間(18〜24ヶ月間)に420ドル以上積立設定した人に与えられるボーナス

*初期期間後に減額(280ドル)しても、初日ボーナスを保有出来ます

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例えば、500ドル/25年プラン➡︎3,000ドル。500ドル/20年プラン➡︎2,250ドル。

 

⚠️ネットで話題になっているのはIFAではない仲介業者?がセミナー等で、「初期期間に多く設定して沢山ボーナスもらいましょう!その後、積立を停止して運用してもリターンは期待出来ますよ⚠️

そんなアドバイスをする人には気をつけましょう💦

 

プロのIFA独立系ファイナンシャルアドバイザーであれば、初日ボーナスの利点を説明した上で、お客様に無理のない積立額を必ずご提案するはずです!

 

②月ボーナス(Regular Payment Allocation Rates)

月積立額が770ドル以上、1,229ドル➡︎101%

     1,330ドル以上➡︎102%

 

☝️いかなる月でも初期設定や増額により、770ドル以上であれば毎月ボーナス支給。

例えば、800ドル積立る月があれば➡︎8ドル。1,500ドル➡︎30ドルとなります。

 

③満期日ボーナス(Loyality Bonus)

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 *運用年数 X 0.25%

満期日の純資産評価額に対して給付されます。

☝️プラン期間中はお金の取り出しが可能なので、給付金額は残高に影響します

☝️積立をお休みしてる年数は含まれません

 

例えば18年プランの場合、18年✖️0.25%=4.5%となります。

 

ポイント

ボーナスは手数料を相殺する役割と捉えましょう

手数料

ボーナスが手数料を相殺しているので、プラン全体に発生する手数料は運用率にもよりますが、2%前後です。

*積立額、及び貯蓄年数によって異なりますが、目安となるプラン手数料イラストレーションになります。

 

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☝️IFAがポートフォリオを選定する際、これらの手数料を除いた実質リターン(お客様のリスク度合い=期待利率)を達成するであろうファンドのアドバイスをします。

 

①初期口座手数料(Establishment Charge)

初期口座の試算評価額に対して0.5%/月

初期口座資産評価額から差し引かれます。 

 

✔︎この初期口座、初期期間は非常に混乱しやすい箇所なので、要望があれば詳細説明の記事書きます!

 

②管理費(Administration Charge) 

資産評価額に対して0.125%/月

 

③サービス費 (Servicing Charge) 

毎月7ドル 

■積立停止期間中は、3倍の21ドルとなります。

 

これらの手数料は、ポートフォリオから自動的に引かれます。

 

その他、ご不明な点がありましたらお気軽にご連絡ください🙇‍♀️

twitter.com

途中解約するデメリットとは?

ネットでは「仲介業者?に頼んだけど応じてくれなかった!」「解約出来ないと言われた」「連絡が取れない」などなど、、、

 

☝️IFAに連絡する、もしくはRL360に連絡すれば可能です

ふと思ったのですが、契約書はきちんと返却されていますよね??

そこに契約者番号の記載がきちんとあります。

 

RL360でオンライン登録済であれば、現在の返戻金確認も可能ですし、RL360カスタマーサポートもあります!!!

 

早期解約したい理由は何ですか? 

IFAである私が既存クライアントに相談された場合、以下のように説明、及び質問します。

 

■解約を検討している理由

■初期期間終了後であれば、減額、積立一時停止が出来る選択肢を再度説明

■リスク度合いに変わりはないか再度ヒアリング。それに応じたファンド組替をご提案

■解約した場合の返戻金

 

経験上、お客様の環境の変化(転職に伴う年収減少、ご結婚、お子様の学資、言いたくない何かしらの事情等)により、解約をご検討する方は稀にいらっしゃいます。

しかしながら、プラン柔軟性やお金の流動性がある資産運用プランなので、継続する利点、解約するデメリットを説明した上で、お客様の意向を再確認しご希望に対応するのがIFAの姿です。

 

また、RL360積立運用プランに満足しているものの、IFAとコミニュケーションが上手くいってない方は、IFA移管手続きをお勧めします。

 

長くなってしまいましたが、何かしら不安がある方はお気軽にご連絡ください。

英国IFA独立系ファイナンシャルアドバイザーとして、是非アドバイス致します